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知床では2014年にミズナラのドングリが大豊作となり、ネズミ類が非常に増えました。それと連動してキタキツネの食べ物が増えたことにより、キツネの子どもが増えました。 母ギツネが忙しくネズミを狩り、子どもの元へ運んでいく姿が見られました。主に捕まえていたのはエゾヤチネズミですが、映像後半にはやけにでかいドブネズミも捕まえているのが見られます。 逆に2015年はドングリが大凶作。これによりヒグマなどの大型動物も打撃を受けたのです。食料不足に陥った野生動物たちはやむをえず人里や農地に近づき、悲劇的な結末を迎えました。